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中高一貫ヘッド

  ☆連携型中高一貫校って何?




愛川高校は愛川町立愛川中学、愛川東中学、愛川中原中学と連携した「連携型中高一貫校」で、その要として愛川町立中学の生徒を対象とした連携募集を行っています。もちろん他の中学からも入学でき(一般募集)、皆が等しく中高一貫教育のメリットを享受することができます。

愛川高校の連携型中高一貫教育の目的はおもに三つあります。
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中学までの学びと高校の学びのスムーズな接続を実現します。中学までの学習が不十分なままだと高校の学習はスムーズにはいきません。そこで愛川高校の一年生は全員、週三時間、「i-unit(アイユニット)という義務教育(五教科)の基礎・基本をしっかりと定着させる科目を学びます。それにあたって三つの中学の先生(3名)が週一日、愛川高校へ来て、中学の経験に基づいた指導でサポートをしてくれます。なお、愛川高校の先生(6名)も週に一日、三中学へ行き、中学生を指導したり進路相談にのったりしています。そうした教員の相互交流が、中学から高校へのスムーズな接続を実現するための授業改善や教材開発に結実しています。愛川高校は義務教育の先生方(小学校も含めて)ととてもきずなの深い高校です。(写真1は本校教員による連携中学の生徒への夏期講習です。)

A生徒が中学生の学習や研修をリードしたりサポートすることで、豊かな人間関係を作る能力を育成します。例えば東京農業大学昆虫学研究室における昆虫の能力を利用したモノづくりの研修(写真2)や、神奈川工科大学応用化学研究室における中津川の水棲昆虫の分析による環境調査の研修(写真3.4)などがあります。秋には愛川町立郷土資料館を使って愛川町の歴史と自然を連携して学ぶ取り組み(写真5)も行っています。また、部活動の交流や中学の運動会や講演会等へのサポート活動もさかんです。写真6は近隣の中学の体育大会への高校生サポーターです。写真7は愛川高校バレーボール部が企画運営(後援愛川町教育委員会)している中学生のバレーボール交流大会です。8月と12月に開催されますが、近隣の20を超える中学から約800名の選手・指導者が愛川高校へ集います。その他の部活動も中学生と合同練習することを人間的に成長していく機会として大切にしています。

B町づくり、愛川町の活性化に貢献することで、自分の住む地域の発展に積極的にかかわることのできる社会人としての資質を育成します。地域清掃への参加や、お祭りへ獅子舞参加などのボランティア活動のほか、和太鼓部や獅子舞チームは周辺の福祉施設や社会教育施設へ出張演奏をしています。また防災委員会は、愛川町消防署と連携したファイヤーガードクラブ(写真8)も務め、その指導のもと、初期消火の訓練や、救急救命のためのAED(自動体外式除細動器)のスキルを身に着けています。将来どこに住んでも、その地域で活躍できるリーダーとなることでしょう。
 このような目的と内容の連携型中高一貫教育校は本校が神奈川県で唯一です。全国的にも珍しい存在と言えるでしょう。